【紹介プラレール】新幹線こだまセット

第5回の紹介プラレールは、「新幹線こだまセット」です。(2002年発売)

箱外観(表)

箱外観

車両と駅、高架、橋などといったプラレール遊びの基本要素が詰め込まれたセットです。またこのセットはこれで完結するレイアウトではなく、別売りの500系ベーシックセットとつなげることでレイアウトをさらに発展させることが可能です。初心者向けセットということもあってか、裏面にはレイアウトの組み方が載っています。

中身はこんな感じ。思っていたよりもデカかったのでマットをはみ出してしまいました。別売りのベーシックセットとつなげられるアプローチ部にはスロープレールがついています。鉄橋は「ニュー大鉄橋」ではなく、C62重連セットと同じものが採用されました。

鉄橋はこんな感じ。赤成型のトラスがいかにもプラレールらしさを醸し出しています。単線なのでどちらかというとキハ40とかの方が似合いそうです。

スロープです。ここから車両を転がしてレールに乗せられる、とのことですがこんなことしなくても簡単に乗せられると思います。

車両はフレッシュグリーンの0系R編成がモデルです。実車はこのセットが発売された2002年から塗装をフレッシュグリーンに改めて運行を開始しています。製品は大窓ですが、実車は小窓車です。旧金型の帯モールドをうまく活用した塗り分けとなっています。

  

余談ですが、このセットが発売された年に開催された「新幹線まつり2002」の景品で配布された「新幹線 中間車3両セット」にもフレッシュグリーンの0系が入っています。既存の製品の増結車として用意されたもので、3両とも製品の中間車との差異はありません。裏面にそれぞれの製品が載っていますが、この箱ではなぜか「ニューこだま0系新幹線セット」となっています。

プラキッズも2体付属しています。左が「たびのおねえさん」で、右が「えきちょうさん」です。「たびのおねえさん」って一体何者なんですかね?

また、駅として「新神戸駅」が付属しています。屋根の塗装パターンが同じもので「新下関駅」が存在しますが、駅名標のみならず各種看板がその地域の名産品になっているなど、細かいこだわりがうかがえます。

神戸には中華街(南京町)があるので、新神戸駅には中華街の看板が掲出されています。

「本場の中華を堪能できるアルヨ」とのこと。駅の売店が「Yorozu-Ya!」なのは新神戸新下関も同じです。